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□ 「できない理由」を探す専門家になってはいけない

 「平常心是道(びょうじょうしんぜどう)」 は禅語の中でもっとも有名な一語でしょう。高槻と島本の税理士
 曹洞宗の瑩山(けいざん)禅師は、平常心を次のように言い表したそうです。
 「茶に逢うては茶を喫し、飯に逢うては飯を喫す(さにおうてはさをきっし、はんにおうてははんをきっす)」。
 お茶が出てくればお茶を飲み、ご飯のときにはご飯を食べる、ただそれだけのこと。
 つまりそこに雑念はないというわけです。
 日常の当たり前の行ないを積み重ねる。
 余計なことを考えず、当たり前のことを丁寧に行なって大切に育んでいく日々が 「平常心」 というもののようです。
 小さいことにクヨクヨせず、細かいことに拘ることなく、毎日を伸び伸び生きて人生を味わい尽くせたらどんなに素晴らしいでしょう。
 しかし、人は泣いたり笑ったり、悩んだり苦しんだりしながら生きていくもので、心が揺れ動くのは当たり前です。
 商売をしていればなおさらのこと、「普段通りにしよう」 「緊張しては駄目だ」 と平常心を意識した途端に平常心を離れてしまうという皮肉が起こるものです。
 人の心を動揺させる8つの要素を禅の言葉で 「八風」 と言います。高槻と島本の税理士
 8つの要素とは 「利、衰、毀(き)、誉、称、譏(ぎ)、苦、楽」。
 利(うるおい)は成功すること。
 衰(おとろえ)は失敗すること。
 毀(やぶれ)は陰で誹(そし)ること。
 誉(ほまれ)は陰で誉めること。
 称(たたえ)は面と向かってほめること。
 譏(そしり)は面と向かって誹ること。
 苦(くるしみ)は苦しいこと。
 楽(たのしみ)は楽しいこと。
 人生の波風はほとんどが「八風」のどれかであり、「八風」 に動じることなく天辺の月のような不動心を持って生きるようにと戒(いさ)めた禅語が 「八風吹けども動ぜず天辺の月」 です。
 今年も残り少なくなり日ごとに慌ただしさが増していきますが、あれもこれもと考え過ぎれば八風に足をすくわれます。
 今できることに心を尽くして、「当たり前」 を大事にしていきましょう。
 商売にも人生にも近道はありません。

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